保育と子どもと私

保育・子どもに関する情報、健康についてを体験と共に書いています。部分的にでもお役に立てると嬉しいです!

乳児に人気 ティッシュ箱で簡単手作り木馬風

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保育園で使う玩具って、作ってあげられるものが限られていて、もっと大きな“乗れる玩具”が作ってあげられたらいいなーと私はずっと考えていました。ロッキングホースとして売っているものは、やっぱりお値段もお高いし、なかなか保育園の経営上、すぐには買ってあげられない現状もあります。また、一つあっても、みんなで取り合いになることが目に見えているので、乳児の間は、トラブルにならないように、できたら人数分くらいは準備してあげたいというのが理想です。

そんな時に、考えました!廃材を使って、それらしきものが作れないのかと・・・そして試しに作ってみたものを今回は紹介してみようと思います。

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目次

ティッシュの空き箱ならたくさんある

保育園で使っているもので、もったいないけど使い道がなくて捨てていくもの。。。それはティッシュの空き箱。これを何かに利用できないかと私はずっと考えていました。まずは、この空き箱をためるところから始めてみました。ご家庭でもそうだと思いますが、保育園ではティッシュがどんどんなくなり空箱がどんどんたまりました。「捨てないで下さい」と先生方に協力をしてもらったらあっという間にたまりました。

・子どもたちと一緒に新聞紙を詰める

このティッシュの空き箱ですが。ティッシュの取り出し口の部分が穴が開いているのでその部分がどうしても弱くなってしまいます。そこで、まずはその部分に透明テープを使って蓋をしていきました。透明テープはセロテープの太いテープで、穴がふさげたらなんでも大丈夫です。あとは裏面の点線部分と横の部分もテープで補強しておいてくださいね。今から新聞紙を詰め込んでいくので、ギューッと押したら破れてしまっては大変ですので。
補強ができたら、子どもたちと一緒に新聞紙をギューッと詰め込んでいきます。ポイントは新聞紙が端っこの方までしっかり詰まるように、半分くらいに切った状態で丸めて詰めること。しっかり詰まることで、子どもが乗っても変形しにくくなります。

・あとはテープで止めていくだけ

ティッシュの空き箱に新聞紙を詰めたものを6つ用意できたら、
それをまずは横に4つ積んで、透明テープで止めていきます(作っている過程のものがなくて未使用のティッシュで実演しています。すみません)。
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次に、縦に二つ積んでテープで止めていきます。
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それを合体させてテープで止めていったら本体は出来上がりです。

・持ち手を作る

持ち手は段ボールで作ります。横幅約30センチの長さの段ボールをくるくる巻いていき、少々の力が加わっても折れ曲がらない強さができればそれでオッケーです。それをビニールテープを使って本体に巻き付けていきます。持ち手を付ける位置は上から10センチくらいの所がいいと思います。
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もう一つ作ったものは、背が高い2歳児でも使えるように上の方に付けてしまったのですが、そうすると、使っていくうちにティッシュ箱が折れてしまって、ぐにゃぐにゃになってしまいました。。。
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参考までに

・これにきれいな布や画用紙を貼る

私の作ったものは即席で遊ばせるためのものだったので、きれいさや見た目にこだわらずに作ったのですが、これに布を貼って行ったり、画用紙を貼って行ったりする方は、透明テープではなく、布ガムテープを使われると木工用ボンドで貼り付ける時に貼りやすいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?これを作ってすぐ、子どもたちがこの乗り物に乗って「お馬さん!」と大はしゃぎ。空き箱を12個しか準備していなかったので取り合いになるくらい人気の乗り物になりました。
お迎えに来られた保護者の方がこれを見て、「買ったらすごい高いから、こんなんがいいね」ととも言ってくださいました。
もちろん。前後にゆらゆらすることは出いないのですが、子どもたちがまたがって、両足でぴょんぴょん跳ねて移動したり、フローリングの上では、足のあおりを使って前に進んだりして、足の運動にもなっています。
実は、このサイズは1歳児がちょうどいいサイズだったので、2歳児にはもう一つ箱を増やして5段のティッシュ箱で作ってみたのですが、人気はいまいちでした。1歳児も2歳児もこのサイズが一番いいみたいでした。