ヘルパンギーナ流行!のどが痛くて食欲がない子どもに食べさせる栄養満点ゼリー
ヘルパンギーナが今流行しています。
ヘルパンギーナは、高熱とのどの痛みが特徴の病気です。
その他にも夏の病気といえば
・手足口病
ですが、今日はその中のヘルパンギーナについてお話します。
目次
ヘルパンギーナとは
★症状
・突然の発熱が1~3日間続く
・のどの痛みの原因
=口の中に小さな水疱ができ、それがつぶれ、潰瘍(かいよう)になる。それが原因でのどが痛くて食欲不振、嘔吐などの症状が現れる。ひどくなると髄膜炎や脳炎などの合併症が生じることもあるため、発熱・嘔吐・頭痛があるときはその症状をお医者さんにしっかり伝えましょう。
★感染経路
・接触感染(大便(症状がなくなったあとも2~4週間にわたり便中からウイルスが排泄されるので注意)のおむつ交換時も感染源となります)
・飛沫感染
★予防するには・・・
- 手洗い、うがい
・マスク着用
- 家族でタオルを共有しない
- 食器も共有しない
- 酸性消毒液で消毒する
★対策・注意点
・のどの痛みにより食事がとりにくくなりますので、脱水症にならないように水分だけはしっかり摂るようにする
市販のゼリーの成分
ヘルパンギーナは、高熱に加え、のどが痛くなるため、普段食べているような食事を嫌がり食べなくなります。また、どうしてもしんどいことで子どもの機嫌も悪くなります。
そんなときに活躍するのが、ツルンとのどに入ってきてくれるゼリーですよね。
でも市販のゼリーの原材料を見ると、ほとんどが
「ブドウ糖果糖液糖」という何者か分からない甘味料が使われています。
ブドウ糖果糖液糖は原料は、ジャガイモやさつまいも、とうもろこしからできています。しかし、ここに人工的に手を加えて作られたのがこのブドウ糖果糖液糖なのです。
ブドウ糖から果糖に変化(異性化)することから、異性化糖とも呼ばれます。
簡単に言うなら遺伝子組み換えのとうもろこし(さつまいも、じゃがいも)ということになります。
害がないなら、スーパーで手軽に手に入るゼリーなので食べさせてあげたいですよね。
しかし、害をあげると
「ブドウ糖果糖液糖」の害
・急激に血糖値を上げる(元々ブドウ糖と果糖が分離しているので、消化・分解の過程を必要としないで血液中に送り出されることで、血糖値が急上昇してしまう。)
・果糖がそのまま体内にたくわえられ、中性脂肪の元となってしまう
・消化、分解の過程を必要としないことで満足感が得られにくく、食べ過ぎてしまうことで肥満の要因となる。
・遺伝子組み換えによる害(ガン、その他腫瘍、不妊症、アレルギー、などの原因になるといわれている)
などいろいろあります。
また、市販のゼリーには「ブドウ糖果糖液糖」だけではなく、人口甘味料も使われているものを良く見ます。
手軽にゼリーを作る方法
そんなときに、野菜ジュースなど、子どもの好きなジュースにゼラチンを入れて電子レンジでチンして冷やすだけで出来上がるゼリーを紹介します。
材料
・ゼラチン5g
・野菜ジュースなど 250g
・水 おおさじ2くらい(あまり多いとジュースが薄くなる)
作り方
1、耐熱容器にゼラチンを水と混ぜて500W(700Wなら30秒)の電子レンジで1分チンする。
2、取り出して、スプーンでぐるぐるゼラチンが溶けるまで混ぜる。
3、2に野菜ジュースなどのジュースを注ぎ込む。そして良く混ぜる。
4、もう一度、500Wで1分チン(700Wなら30秒)
5、取り出して、もう一度混ぜる。
6、そのまま冷蔵庫で冷やす。
これだと、お子さんのいつも飲んでいるジュースなので、好き嫌いなく飲んだり食べたりできそうですよね。
ジュースの分量を増やすことで、やわらかいゼリーも作ることができるので、お好みで調節してあげてくださいね。
また、果糖ばかり取りすぎることを気にされる方は、水の量を増やして、ブドウ糖を追加で入れてあげてください。
ブドウ糖は脳のエネルギーになる糖分(ご飯から取れる栄養)なので、お勧めです。
まとめ
ヘルパンギーナだけでなく、病気のときはお子さんがお母さんにべったりで身動きがなかなか取れないのも事実なので、無理のない程度で作れるゼリーをご紹介しました。
大量に作るんでしたら、やはりおなべで作るのが早いと思いますが、ちょっとだけ作りたいときに上記の方法で栄養満点のゼリーを作ってあげてくださいね。
読んでくださり、ありがとうございました。