保育と子どもと私

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おやつはいつから?乳児に人気!体にやさしい市販のおやつ

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胃が小さい乳児(幼児もですが)は、食事一回でしっかり栄養を取ることができないので、おやつが補食となります。でも、市販のおやつは添加物がいっぱい。どれを選んだらいいのか分からなくなりますよね。

そこで今回は、乳児でも食べられる、無添加というわけではないですが、体にやさしいおやつ(補食)を紹介できたらと思います。

 〈目次〉

 

おやつはいつからあげたらいい?

5~6ヶ月頃

離乳食を少しずつ始めます。このくらいから、生活リズムも整ってくることが多いです。今まで1~2時間ごとに寝て起きてをくり返していた赤ちゃんが、午前中1回、午後1回という風にお昼寝のリズムもできてくることが多いです。

離乳食を始めたすぐ(ごっくん期)は少し食べて、母乳やミルクをおなかいっぱい飲むことを繰り返します。

6~9ヶ月頃

ごっくんがうまくできるようになると、離乳食中期に入ります。

離乳食中期からは、1日2回の離乳食が始まります。食事時間を毎日決まった時間にしてあげることが理想です。味はまだほとんどなく、お豆腐のような手で持ててうれしい!・自分で食べられてうれしい!という気持ちを大切にしていく時期です。

9~12ヶ月頃、

歯茎を使ってカミカミする時期です。離乳食の回数も3回になります。

 

離乳食を2回、3回と回数を決めて与えるようになると、一回の食事量がたくさんは取れない乳児は、途中でおなかがすいたりします。そのときにご自宅で育児をされている方は母乳がミルクをあげるとおもうのですが、保育園に来ている子どもたちは、ミルクから固形のものを食べる練習をしていきます。それがおやつ(補食)といわれているものです。

ですので、おやつを食べ始める時期は環境によっても違うと思うのですが、離乳食が2回になった頃から与えるのがいいのではないでしょうか。

また、いつでも与えるというよりは、

朝と昼は離乳食(と母乳やミルク)。

3時のおやつくらいの時間(午後のお昼寝から起きたくらいでしょうか)におやつとしてお菓子を与えるのがいいでしょうね。

 

稀に、離乳食は食べないけど、お菓子なら食べるというお子さんがいらっしゃいますが、そういった場合にも、食べる楽しさを感じさせてあげるために、お菓子を食べさせてあげてもいいと思います。ただ、そういった場合に、ご飯を食べなくなると困るので、お菓子をあげる際にも、横に離乳食も置いておいて一緒に食べるなど、離乳食の方にも興味を持てるような工夫をしてあげられたらいいですね。

乳児のおやつ

 ・ハイハイン

亀田製菓 ハイハイン 53g×12袋

亀田製菓 ハイハイン 53g×12袋

 

 

亀田製菓 野菜ハイハイン 53g×12袋

亀田製菓 野菜ハイハイン 53g×12袋

 

 ハイハインは口の中でスーッと溶けるので、歯がない乳児でも食べられる定番ですね。

 

アンパンマンおこめボール

 

 アンパンマンのおこめボールにはトレハロースというものが含まれているのですがWHOからも安全を認められている成分だそうで安心です。

トレハロースが危険だといわれている要因として、原料となっているサツマイモやとうもろこしが海外から輸入されているかどうか分からないことから、遺伝子組み換えが使われている可能性かあることから危険な要因がないわけではないようですが、それに関しては消費者はどうすることもできませんよね・・・

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 ・ボーロ

キユーピー たまごたっぷりぼうろ 12g×5袋

キユーピー たまごたっぷりぼうろ 12g×5袋

 

 原材料:ジャガイモでんぷん、砂糖、鶏卵、脱脂粉乳

こちらのたまごたっぷりぼうろは赤ちゃんコーナーで売っているお菓子です。ちょっとお値段がしますね。

 

・100円ボーロ

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こちらは100円お菓子コーナーで売っているたまごボーロです。

原材料:馬鈴薯でんぷん、砂糖、水あめ、鶏卵

たいてい膨張剤が含まれていることが多いので100円でこの内容はいいと思います。

 

・しまじろうベビーボーロ

大阪前田製菓  6Pしまじろうベビーボーロ  14g×6

大阪前田製菓 6Pしまじろうベビーボーロ 14g×6

 
大阪前田製菓 6Pしまじろう野菜ボーロ 12g×6

大阪前田製菓 6Pしまじろう野菜ボーロ 12g×6

 

 こちらも膨張剤使用されていないです。粒が小さいので、指先がまだうまく使えない乳児はよくこぼしていました。でも必死で食べる姿がかわいかったです。

 

ボーロ選びで気をつけること

上記にも書きましたように、膨張剤が入っているかどうかを見てあげて欲しいともいます。 

ー膨張剤として使われている物質の中に「アルミニウム」があります。国が使用基準を検討するほど毒性が認められていて神経の発達に問題を起こしたり、腎臓障害が懸念されているそうです。できたら、膨張剤の入っていないお菓子を選ぶことが大事です。

無添加お菓子(市販品)探してみました。 - 保育と子どもと私

 

クッキーやビスケットはできたら食べない方がいい

7ヶ月頃から食べてもいいとされているマンナビスケットの原材料

小麦粉、砂糖、牛乳、とうもろこしでん粉、ショートニング、バターオイル、加糖練乳、植物油脂、食塩、貝カルシウム、膨脹剤、乳化剤(大豆由来)、香料、ピロリン酸鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD

 ショートニング、植物油脂、膨張剤、乳化剤が使用されています。

どうしてこれが7ヶ月から食べてもいいといわれているのか不思議です。大人の私でも食べるのを躊躇します。

 

 

ショートニングは、お菓子に使うとサクッサクになっておいしく感じるのですが、実は体に悪い、人工的な油でプラスチックを食べているような油だと聞いたことがあります。液状の油を固形にするために水素を添加し作るのですが、この水素を添加する処理の中で、人体に悪い影響を与える「トランス脂肪酸」が作られてしまうので、健康にいいはずがありません。「トランス脂肪酸」をとり続けると「冠動脈性心疾患」のリスクを高めるといわれています。 海外では、ショートニングを使ったお菓子や料理を禁止されていたり、規制されていたりするのですが、日本では当たり前のように使われているのでびっくりします。だからこそ、使われていないものを選んであげる必要があります。

無添加お菓子(市販品)探してみました。 - 保育と子どもと私

 

 アンパンマンビスケット
不二家  84gアンパンマン幼児用ビスケット  84g×5箱

不二家 84gアンパンマン幼児用ビスケット 84g×5箱

 

小麦粉、牛乳、砂糖、でん粉、植物油脂、全粉乳、バター、異性化液糖、食塩、貝カルシウム、膨脹剤、香料(乳由来)、乳化剤(大豆由来)、ビタミンE、ビタミンB1ビタミンB2ビタミンD

 

ショートニングが含まれていないのかと思いきや、植物油脂が入っています。

植物油脂は、ショートニングやマーガリンと同じ油です。

 

 ピジョンのお菓子シリーズ

 

 

 ピジョンのお菓子は、原材料を見ても安全なものが多いように思いました。赤ちゃんコーナーのあるスーパーならお手軽に購入できるのもいいですよね。

 

大人用?江崎グリコ シャルウィ?

 原材料:小麦粉、発酵バター、砂糖、マカデミアナッツパウダー、食塩

この商品は、バターを使っているため安心して食べられるクッキーです。

でも、乳児にはちょっとまだ早いお菓子ですね。。。

 

歯がしっかり生え始めた1歳後半~のお菓子

乳児は0歳~3歳(2歳児)までなので結構幅広く、2歳を超えてくると硬いものもしっかりかめるようになってきます。ですので、おやつ(補食)の幅も広がります。

 

 

 

・100円シリーズ(スーパーKOYO)

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このきなこねじりは、ソフトキャンディーのようにやわらかいのでカミカミしながら食べることができます。1歳後期の間は、しっかり手に握って食べられるきなこねじり(ある程度の長さがあります)がいいのではないかと思います。

2歳児(2歳~3歳)になると、しっかり噛んで食べることを伝えながら100円シリーズの方でも大丈夫だと思います。

保育園で提供したときも、きなこの味が苦手だという子ども以外は、大人気でよく食べていました。

いもけんぴ(必ず原材料を見て購入してください

いもけんぴは、基本的にさつまいもと油と砂糖という構成になっているはずなのですが、100円シリーズなど安いものの中には、植物油脂が使われていることが多く私も自分が見てきた中で植物油のものをまだ見つけられていないので(写真を撮れていない)、見つけ次第アップしていこうと思います。

いもけんぴも、子どもたちは大好きなお菓子です。カリカリといい音をさせながら楽しそうに食べています。

食べながら長いいもけんぴを見つけると「お箸~」「指揮者」とか言いながら食べる姿がほほえましいです。

 

やきいも

スーパーなどで石焼の機械の上に紙にくるまれて置かれている本格的な焼き芋。これも子どもたちに人気です。蜜がしっかり出ていて、ホクホクというよりはしっとり蜂蜜をかけたかのようにやわらかくなっています。おなかにもしっかりたまりますし、全くの無添加ですのでからだにもいいおやつ(補食)です。

また、ローソン100で売っているやきいもも100円なのに?!というくらいおいしくてオススメです。

 

・おさつビー
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同じくサツマイモシリーズ。原材料も問題ないと思います。ちょっと硬いので奥歯がまだ生えそろっていない乳児にはしんどいかもですが、2歳児(2~3歳)さんにはいいおやつだと思います。

 

・ポン菓子(ぽん大将)
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米と砂糖だけを使ったぽん菓子は体にやさしいおやつの定番です。子どもたちも大好きでした。ただ難点を言うなら、ぽろぽろこぼれる。これを食べた後はものすごく散らかります(笑)手ではうまく食べられないのでスプーンを出してあげたことがあったのですが、そうすると子どもたちが面白がって吸って食べようとしていたので、吸い込んだものが器官に入ったらそれも怖いなーと思ってとめました。

でも基本的に、大人気のおやつでした。成分もお米からできていますし、安心できるおやつだと思います。

 

玄米ぽんはダイコクドラックの100円コーナーで売っています。

南国製菓 玄米ぽん 80g×15袋

南国製菓 玄米ぽん 80g×15袋

 

 ぽん菓子の注意点を挙げると、バーになったタイプはぽん菓子同士をくっつけるために植物油脂が使われているものもありますので、原材料を注意してみてくださいね。

 

 ・満月ぽん

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 満月ぽんは、保育園で出るおやつの定番といえるメニューだったのですが、今日よく見ると、添加物でアミノ酸が入っていることが分かりました。アミノ酸とはかかれていないので、それよりかはまだましだとは思うのですが、アミノ酸自体が、脳に影響を与えてしまう物質だと分かっていますので、食べすぎは注意です。

 

アミノ酸グルタミン酸ナトリウムです。

グルタミン酸ナトリウムは、神経系に悪影響を与える人工的な物質でした。近年増えてきている、アルツハイマー発達障害もこの物質が影響している可能性もとなえられているようです。多くの製品に使われているので、入っているものは避けたほうが良さそうです。

無添加お菓子(市販品)探してみました。 - 保育と子どもと私

 アミノ酸はうまみ成分なのでおいしくかんじるんですね。ナノでどうしても食べ過ぎてしまうことが問題になってくると思います。

 

・カステラ(原材料をしっかりチェックして下さい)

カステラは、本当にいいものは原材料に膨張剤が含まれていません。

有名な長崎カステラの原材料は

鶏卵、砂糖、小麦粉、米飴、ザラメ糖
(アレルギー表示:卵・小麦)

 となっていて、鶏卵が一番多く使われています。

これはいいカステラの証だと思います。乳児でも卵が食べられるようになると、食べられるものの幅が広がりますよね。カステラなど栄養価が高いものをおやつにしてあげるのがいいと思います。

長崎 異人堂 カステラ 【290g】

長崎 異人堂 カステラ 【290g】

 
長崎 異人堂 カステラ 【580g】

長崎 異人堂 カステラ 【580g】

 

 でも、たまにはいいけど、ずっとは経済的にしんどいですよね。。。

 

・野菜カステラ(ベーキングパウダー使用
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 こちらの野菜カステラは、ベーキングパウダーが使用されているので、胸を張ってオススメはできないのですが、同じようなカステラで、マーガリンやショートニングが使用されているものよりはましなので、ご紹介しますね。

蜂蜜が入っているので1歳より前には食べないようにしてください(蜂蜜にはボツリヌス菌がいるといわれています)

子どもたちはやはり、やわらかいものが大好き。カステラや丸ボーロなどがおやつに出ると大喜びでテンションがあがっています。

こちらのおやつも、形をみながら「○○!」と知っているお野菜の名前を言いながら楽しく食べれるおやつでした。

まとめ

いかがだったでしょうか。おやつはいつからあげたらいいのか。。。?と迷われているお母さん方の参考になれば幸いです。

乳児だからこそ、体にやさしいおやつを食べさせてあげたいですが、さまざまにあふれかえる情報からいいおやつを探すのは時間的にも体力的にも大変ですよね。

本当なら、果物や、ドライフルーツなどが体にいいと思うのですが、そればかりでは飽きてしまうと思います。果物を中心にしながら、市販のおやつも使って息抜きしながら楽しく子育てしていってくださいね。応援しています。