保育士は体力勝負!プロテイン飲んでます!アミノ酸20種類紹介してます。
保育士の仕事って、毎日ものすごく体力を使います。担任を持つ年齢によっても違うのですが、
・乳児は「抱っこの腕力」
・幼児は鬼ごっこ等で一緒に遊ぶ「持久力」
が必要になってきます。私は乳児を担当することが多いのですが、夏のある日、たまたま肩が凝ったので腕を頭の上に伸ばしてストレッチをしたとき、一緒にいた友達に「え??すごい筋肉!」と腕の筋肉にびっくりされました。特に左手!
なぜかというと、子どもを抱っこしながら右手で字を書いたり、用事を済ませる みたいなことがあるからです(笑)
また、大きな保育園では、子どもたちの体育用具を出し入れしたり、夏はプールの後片付けなどがあり、夏のカンカン照りの中でプール洗いをした日にはフラっとしてしまったこともありました。
だから、夏バテなどしている場合ではないというくらいにしっかり食べて体力を温存しないといけないわけです(笑)それでも、体力がつかなかったので、私はプロテインを買ってみました。
今回は、人間の体についてや、自分がプロテインを飲んだ感想も交えながら考えてみたいと思います。
〈目次〉
- プロテインを知る前に、人間の体の成分について知ってみよう
- タンパク質が多く含まれる食品と体への吸収
- 20種類のアミノ酸について
- 1.バリンー成長促進、筋肉強化、肝機能の改善:鶏肉、チーズ
- 2.ロイシンー肝機能向上:牛肉、レバー、ハム、牛乳、チーズ
- 3.イソロイシンー成長促進・筋肉強化・神経機能、肝機能向上:牛肉、鶏肉、鮭、牛乳、チーズ
- 4.メチオニンー抗うつ、ヒスタミンの血中濃度を下げる:牛乳、牛肉、羊肉、レバー、小麦
- 5.リジンー体の組織修復:魚介類、レバー、卵、牛乳、大豆
- 6.フェニルアラニンー鎮痛作用、抗うつ効果:肉類、魚介類、卵、大豆、チーズ、アーモンド
- 7.トリプトファンー精神安定、鎮痛・催眠効果:牛乳、チーズ、大豆、バナナ
- 8.スレオニンー脂肪肝の予防、成長促進:卵、ゼラチン
- 9.ヒスチジンー成長期に必須(子供のみ必須で大人は合成できる):鶏肉、ハム、チーズ
- @1.アルギニン(小児では必須アミノ酸に含まれる)
- @2.グルタミン(準必須アミノ酸)
- 非必須アミノ酸ー効能含まれる食材
- @1.アルギニン(小児では必須アミノ酸↑):小牛肉、鶏肉、牛乳、エビ、大豆、玄米
- @2.グルタミン(準必須アミノ酸↑):ホタテ、かに、レバー、豚肉
- @3.グリシンー保湿、抗酸化作用:エビ、ホタテ、カニ
- @4.アラニンー脂肪の燃焼促進、免疫機能向上:しじみ、牡蠣、うに、ホタテなどの魚介類
- @5セリンー肌の老化防止、神経機能補助:大豆、いくら
- @6.チロシンー甲状腺ホルモン、成長ホルモン、ドーパミンの原料:とうもろこし、卵
- @7.システインー有害なミネラルの蓄積予防。メラニン色素の生成を抑える:卵、とうもろこし
- @8.アスパラギン/@9アスパラギン酸ー新陳代謝の促進、疲労回復、スタミナ:アスパラガス、豆類、もやし
- @10.プロリンーコラーゲン代謝、脂肪燃焼促進:イカ、ミカン
- @11.グルコサミンー胃腸機能の正常化、筋肉機能正常化:かに、レバー、うに
- プロテインを飲む理由と飲んだプロテイン
プロテインを知る前に、人間の体の成分について知ってみよう
人間の体は
「水分」:約60~70
「タンパク質」:約20%、
「炭水化物」:約0.5%
タンパク質の役割
・筋肉・内臓・血液・爪・髪・皮膚・骨などを作る役割。⇒美容と健康にいいと言われているのは納得できます。
・病気などに対する免疫抗体の原料⇒風邪のときにもプロテインを飲んだらいいという記事を見たことがるので、やはりたんぱく質が病気の免疫力に関与していることは頷けます
・ホルモンなどにも関与⇒タンパク質が少ないと女性ホルモンも減少すると思います(私も体験しました)
タンパク質が多く含まれる食品と体への吸収
タンパク質が含まれる食材は、結構多いです。
卵(私が好きなので一番に載せました)、肉、魚、大豆製品など普通に食事をしていたら結構取れると思います。でも、肉と言っても、例えば外出先で食べるとなると、油で揚げてある唐揚げだったり、とんかつだったり、手軽に取れれば取れるほど付随してくる、あまり採りたくないものも多いです。
ここからは専門的な言葉が増えてくるので、わかりやすく説明してくれているサイトさんを参考に書かせていただきます。
そもそも、タンパク質とは、20種類の大まかなアミノ酸、「L-イソロイシン」や「L-グルタミン」などの「L-アミノ酸」が50個以上結合し、鎖状に多数が連結したもののことです。食べてからお腹のなかでバラバラに分解され、これ以上バラバラにできないほど分解されるともとの「アミノ酸」になり、体内に吸収されるのです。
ちなみに、2~20個程度のアミノ酸が結合したものを総じて「ペプチド」と言い、これは4つ結合していれば「テトラペプチド」、20個なら「オリゴペプチド」と名前が変わります。
つまり同じアミノ酸を素に構成するタンパク質ですが、その個数が50以上のアミノ酸の集合体を「タンパク質」、50以下を「ペプチド」と呼称するのです。
また、この違いは、大きさだけでなく分解された時の吸収速度も関係しています。
タンパク質は食品から摂取した場合、
①胃で胃酸とペプシンにより大まかに分解される
②小腸で分泌される膵液の酵素で「ペプチド」にまで分解される
※この時点で吸収されるタンパク質(ペプチド)もあり、「ジトペプチド(2つのアミノ酸結合体)」、
「トリペプチド(3つのアミノ酸結合体)」という。③小腸の粘膜上皮にある「ペプチラーゼ」によって、アミノ酸にまで分解され、小腸の粘膜に吸収される(「膜吸収」)
こうして吸収されたタンパク質、基アミノ酸が私たちのカラダを作り、時にエネルギーとなるのです。
www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=20&category=health より
20種類のアミノ酸について
アミノ酸は20種類あり、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分かれています。一つ一つ働きを見ていきます。
必須アミノ酸ー効果:含まれる食材
1.バリンー成長促進、筋肉強化、肝機能の改善:鶏肉、チーズ
筋肉を合成します。
・成長に関与
・血液中の窒素バランスの調整
・肝機能向上
不足すると食欲低下、栄養不良を引き起こします
2.ロイシンー肝機能向上:牛肉、レバー、ハム、牛乳、チーズ
子供の成長や、大人の筋肉維持に必要です。
・肝機能向上
・肝細胞の増殖
・分化の正常化
・血糖コントロール
・タンパク質生合成の促進
・筋タンパク質の維持
・筋肉グリコーゲン合成
・酵素活性の促進
3.イソロイシンー成長促進・筋肉強化・神経機能、肝機能向上:牛肉、鶏肉、鮭、牛乳、チーズ
・成長促進
・神経機能補助
・血管拡張
・肝機能向上
たんぱく質、特に筋肉を合成します。
ヘモグロビンを形成するのに必要なアミノ酸です。
4.メチオニンー抗うつ、ヒスタミンの血中濃度を下げる:牛乳、牛肉、羊肉、レバー、小麦
身体の中でたんぱく質を合成するときに、最初に必要となります。
不足すると、全てのたんぱく質合成に支障が出る恐れがあります。
また、脂肪をエネルギーに変えるのに必要なカルニチンの生合成にも関わります。
・開始アミノ酸としての役割
・薬物中毒の解毒
・肝機能の改善
5.リジンー体の組織修復:魚介類、レバー、卵、牛乳、大豆
小麦や米など、穀類に少ない必須アミノ酸です。
また、脂肪をエネルギーに変えるのに必要なカルニチンの材料になります。
・身体組織修復
・成長に関与
・肝機能の向上
6.フェニルアラニンー鎮痛作用、抗うつ効果:肉類、魚介類、卵、大豆、チーズ、アーモンド
チロシンを経て脳内神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリン、黒色色素メラニンの材料になる必須アミノ酸です。合成甘味料アスパルテームの原料ともなるアミノ酸です。
・血圧の上昇
・鎮痛作用
7.トリプトファンー精神安定、鎮痛・催眠効果:牛乳、チーズ、大豆、バナナ
体内でナイアシンになったり、脳内神経伝達物質セロトニンの材料となる必須アミノ酸です。トリプトファンはトウモロコシに少ないため、昔トウモロコシを主食としていた地域でナイアシン欠乏症(ペラグラ)が発生しました。
8.スレオニンー脂肪肝の予防、成長促進:卵、ゼラチン
人が体内で全く合成できない必須アミノ酸です。魚や鶏肉、肉などに多く含まれています。
・成長促進
・脂肪肝の抑制
9.ヒスチジンー成長期に必須(子供のみ必須で大人は合成できる):鶏肉、ハム、チーズ
人の体内での合成が比較的遅いアミノ酸で、幼児が不足すると湿疹ができてしまうおそれがある必須アミノ酸です。ヘモグロビンに多く含まれているので、不足すると貧血になるおそれが出ます。
・成長に関与
・ヘモグロビン、白血球の産生に関与
@1.アルギニン(小児では必須アミノ酸に含まれる)
成長期にその合成能力が足りないため小児で必須アミノ酸となっています。アルギニンは、成長ホルモン、インスリンやグルカゴンの分泌促進に関わります。
・一酸化窒素の前駆体
・成長ホルモン、インスリン、グルカゴンの分泌に関与
@2.グルタミン(準必須アミノ酸)
グルタミン酸とアンモニアからつくられる非必須アミノ酸です。しかしストレスなどで足りなくなる場合もあり、準必須アミノ酸といわれます。血漿中にもっとも多いアミノ酸です。
・小腸のエネルギー源
・免疫細胞のエネルギー源
・消化管粘膜の保護 など
非必須アミノ酸ー効能含まれる食材
@1.アルギニン(小児では必須アミノ酸↑):小牛肉、鶏肉、牛乳、エビ、大豆、玄米
@2.グルタミン(準必須アミノ酸↑):ホタテ、かに、レバー、豚肉
@3.グリシンー保湿、抗酸化作用:エビ、ホタテ、カニ
@4.アラニンー脂肪の燃焼促進、免疫機能向上:しじみ、牡蠣、うに、ホタテなどの魚介類
@5セリンー肌の老化防止、神経機能補助:大豆、いくら
@6.チロシンー甲状腺ホルモン、成長ホルモン、ドーパミンの原料:とうもろこし、卵
@7.システインー有害なミネラルの蓄積予防。メラニン色素の生成を抑える:卵、とうもろこし
@8.アスパラギン/@9アスパラギン酸ー新陳代謝の促進、疲労回復、スタミナ:アスパラガス、豆類、もやし
@10.プロリンーコラーゲン代謝、脂肪燃焼促進:イカ、ミカン
@11.グルコサミンー胃腸機能の正常化、筋肉機能正常化:かに、レバー、うに
プロテインを飲む理由と飲んだプロテイン
プロテインって、筋肉もりもりのボディービルダーの飲むものだと私は思っていたのですが、上記のアミノ酸を無駄なく、体に必要なものだけをとれるのがプロテインだと知りました。ここまで調べ上げるまでにも、ざっと調べても女性の美容や健康にもいいという情報が多く、飲み始めました。
プロテインにもいろいろ種類があるのですが、すぐに手に入るものが欲しかったのでホエイプロテインとソイプロテインに挑戦しました。
ホエイプロテイン
は、ヨーグルトの上澄みの水のような液体がもととなっているタンパク質で、結局は乳製品ということになります。なので、運動もせずにとり続けると太るともいわれています。そもそも私は、乳製品が大の苦手でしたので、ホエイプロテインをとる意味が分からなかったのですが、ホエイプロテインは即効性があるということで、恐る恐る(牛乳の味が少しでもしたら1Kgもあるのにどうしようかと心配しながら)購入しました。
ソイプロテイン
は、大豆からできていて太りにくいと言われています。消化吸収に時間がかかる(7~8時間かけて吸収)ので寝る前などに飲むといいと言われています。また豆乳にも似たような味なので、飲みやすいのかなーと感じます。水が少ないとドロッと片栗粉のようになるのも特徴の一つです。水を少し増やせば飲みやすくなります。
最初に私が買ったのがザバスのココア味と、ソイプロテインのヨーグルト味
でした。
今思えば、もっとおいしいプロテインがあった。。。という感想です。最初は、どんな種類のものがあるのかも知らずに、とりあえず薬局で売っているプロテインを手に取ってしまいました。まずくはないけどおいしくもない・・・プロテインってこんなもんかと思って飲んでいました。味の感想を述べると、ホエイプロテインのココア味と、ソイプロテインヨーグルト味共に、甘さが人工的。。。って甘味料しか入っていないから当たり前なんですけどね。。。と感じてしまいました。夏だったのでジュース感覚でぐびぐび飲んでいましたが、冬は苦労するだろうなーと考えていました。
次に注文したのが、
ビーレジェンドのプロテイン
でした。私は牛乳がだめで、ミルク味のものがすごく苦手なのですが、ビーレジェンドはぎりぎりアウトでした(ビーレジェンドさんごめんなさい)
私が注文したのは、
・めろめろメロン味
・ベリベリベリー味
・初恋のいちご風味
の三つでした。この中で、初恋のイチゴ味と、ベリベリベリー味はなんとか飲めたのですが、めろめろメロン味は、どうしてもミルク臭さが勝ってしまって私は最後まで飲めずに友達にあげてしまいました。
その後、
マイプロテイン
という外国から輸入(?)してくるプロテインを飲んだのですが、これはギリギリ大丈夫でした。 味は12種類ほど入ってくるパックのものと、ブルーベリー味、ナチュラルチョコレートを購入しました。
・ブルーベリー味はミルク臭さがギリギリセーフで夏にぐびぐび飲む分にはいけるという感じでした。
・パックになった数種類ものを飲んでみましたが、甘かったりミルクっぽかったりで、その中でもまだおいしいと感じたナチュラルチョコレートをその次に注文しました。
・ナチュラルチョコレート味はそんなに甘すぎず、だけど、ミルク臭さも消してくれるので飲みやすかったです。これは冬にかけて飲んでいたのでホットとして飲んでいました。
※ホットで飲むときの注意点
でも結局最後に行き着いたのは、ソイプロテインでした。
理由は、どのプロテインにもおいしくするために、添加物(人工甘味料)が含まれていることに怖さを感じたからです。
せっかく体力をつけるためにプロテインを飲んでいるのに、人工甘味料のせいで健康を害してしまったら元も子もないので、人工甘味料の入っているプロテインはやめました。
※また、人工甘味料についてのことも書いていこうと思います
でも、だからといって、プレーンのホエイプロテインを飲む勇気が私にはなく(牛乳が本当に嫌い)ソイプロテインにしました。
今はプレーンのソイプロテインにしてみました。
「血が濃いですね~」
とか褒められるようになりました。
プロテインを飲んでいなかったときは、献血に行っても、採血の時点で引っかかったりしていたのですが、それがかなり変わりました!
保育士も、お母さんも、健康が第一!
絶対的にタンパク質は必須だと感じています。
口から採る栄養が私の体に絶対的に働いてくれているのを感じるので、またそのことも詳しく書いてみたいと思います。